こんにちは、講師の五十嵐です。
最近、暑いですね。みなさんは暑さに負けず、勉強や部活頑張ってくださいね!
さて、今日は昆虫の姿や色についての話をしたいと思います。
小さな昆虫たちは私たち人間と違って、常に鳥やトカゲなど多く捕食者に命を狙われています。これらの外敵から逃れ、生き延びるために、昆虫たちは様々な方法で身を守っています。その一つに自分の姿形を他の生物や環境に似せて、隠れたりする「擬態」という方法があります。ほとんどの動物がなんらかの形で擬態していると言われますが、その中でも昆虫は特に様々な色や形をして巧妙な擬態しています。
擬態はいくつかの種類に分類することができます。昆虫たちがどのような擬態をしているのかを紹介していきたいと思います。
☆隠蔽(いんぺい)擬態
皆さんが擬態と聞いて思いつくのはこの擬態なのではないでしょうか?「隠蔽擬態」は植物の葉や枝など周囲の環境に似た姿形をして外敵から発見されにくくすることです。周囲の物や景色に似た姿をした生き物は皆さんもよく見かけますよね。
隠蔽擬態をする昆虫はナナフシやバッタ、しゃくとりむしなどが見られます。
写真の中にも昆虫が隠れていますので探してみてください。ちなみに、カギシロスジアオシャクという蛾の幼虫の写真です。
☆ ミュラー型擬態
「ミュラー型擬態」は、毒や武器を持つ昆虫同士がお互いに似た色彩をしていることをいいます。このよく似た色彩は警告色もしくは警戒色と呼ばれています。外敵などに、自分に手を出すと危険が及ぶと警告し、安全を確保していると考えられています。
身近に見られるミュラー型擬態をしている昆虫は、スズメバチの仲間です。みんな黄色と黒の模様をしていませんか?
☆ ベイツ型擬態
毒や武器を持っている昆虫は、他の昆虫に比べて鳥などの外敵から食べられにくいです。「ベイツ型擬態」は毒や武器を持つ昆虫と似た姿形をして、身を守るというものです。この擬態をする昆虫は姿形だけではなく、生息地や飛び方などの動作も毒や武器を持つ昆虫と似ていることが知られています。ベイツ型擬態している昆虫は、ハチに似ているものがよく知られています。
☆ ペッカム擬態(攻撃型擬態)
この擬態は身を守るためではなく、捕食のための擬態です。獲物に見つからないように周囲の環境などにそっくりな姿をすることです。カマキリなどがこの擬態をしています。
身の回りに住む昆虫たちは様々な色や形をしています。皆さんもときには、昆虫たちがなぜこのような色や形をしているかよく考えたり、調べたりしてみるのはどうでしょうか?
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