次に、大問1番の攻略法としては、選択肢の単語に惑わされないということです。例えば、They have been dating for over five years.と書いてあると、datingってなんだろう?という疑問を抱く人もおります。その場合は、原形つまりdateに直すと「付き合う」という意味を思い出せます。他にも、facilitiesと複数形になっていると意味が浮かびにくいですが、facility(設備)と単数形に戻すことによって思い出すこともあります。みなさんは、単語帳で単語を覚えるときに原形で覚えます。つまり、ちょっとカタチが変わると気づけないことが多いので、複数形・進行形・過去形・過去分詞形など、カタチが異なって意味を思い出せないときには原形に直してみましょう。同様に、inspirationなど、パッと見て意味が出てこない単語も、声を出さずに口をアルファベット読みに動かすだけで、イ・ン・ス・ピ・レー・ショ・ン、つまりインスピレーション(霊感)と気付くこともありますので、是非とも試験当日に試してください。
続いて科目ごとの勉強のやり方を伝授します。 まずは英語ですが、英語の効率の良い勉強方法は音読と単語練習です。たまに、自習室で教科書の本文をノートに記入している生徒さんを見かけます。学校の宿題であれば仕方ありませんが、自習として勉強しているならお勧めはしません。なぜなら、教科書の本文をノートに写すことは時間が掛かりすぎるからです。同じ時間を掛けるなら、本文を音読することをお勧めします。音読ならノート写しの何倍も繰り返せます。とにかく本文を丸暗記するぐらい教科書を音読してください。すると、「He is likes ・・・」や「He playing ・・・」などの間違え方が激減するはずです。さらに、並び替え問題や英作文にも効果的ですので、早速音読に取り組んでみましょう。 「音読が大切なのはわかったけど、そもそも読めない単語ばかりで音読できないよ!」と思っている生徒さんはご安心ください。教科書には『QRコード』がありますので、スマホで読み込んで、繰り返し何度も聞いてください。そして、音声の真似をしてください。最後に、音声と同じスピードで読めるように練習してください。これができれば、みなさんの英語力は大幅に飛躍します。